県内に住む50代の女性のもとに
叔母が入居している施設から連絡がありました。
「身元保証人になっていただけませんか」と。
遠縁とはいえまったく知らない仲ではありません。
ただ、ここ数十年はほとんど親睦がありませんでした。
身元保証人がいないと施設に入れないからと頼まれ
「サインだけで大丈夫です」と説明を受けたそうです。
ところが、実際にはそうではありませんでした。
週一回は洗濯物を取りに行かなければならない。
何かと買い物を頼まれる。
気づくと自分の仕事や家事に加えて叔母の世話も重なり身心共に疲弊していたそうです。
身元保証を請け負う民間業者がある事を市の冊子で知って
私たちのところへご相談にこられました。
こうしたご相談を受けた時、私が最初にお伝えするのは
「大変でなかったですか?頑張ってこられましたね」
という労いの言葉です。
自分の親であっても、介護や支援は大変なものです。
自分の時間も使い、体力も使い、心もすり減っていきます。
それをただ、「親族だから」「縁者だから」という理由だけで対応を迫られることがあります。
当たり前であるかの様な対応や態度をとられることもあります。
代行業者を利用することは悪いことではありません。
他人に任せることに罪悪感を覚えなくてもいいと思います。
身内や親戚の支援に疲れた時
民間に任せる。 他人に手伝ってもらう。
そういう選択があってもいいのだと心の片隅に知っておいてほしいなと思います。