死後事務委任

自分の遺産を誰に受け取ってもらいたいですか?①

まだまだ元気なテルさん。

幸いな事に両親の遺産を受け継ぎ、ご自身も一生懸命にお仕事をして、定年退職。

経済的には心配ない日々を過ごし、カルチャースクールに通ったり、友人達と旅行に行ったりと満喫しています。

ところが、仲良くしていた友人の一人が急逝してしまいました。

悲しみはもちろんの事ですが、友人が生前こぼしていた不安なことを思い出していました。

自分の遺産を誰が受け取りになるのかという事。

友人には一人息子が居り遠方に住んでいて、めったに会う事はないのですが、会うといつも悲しい気持ちになると言う事でした。

連絡がたまにあっても、お金の事のみで身体の心配は一切してくれないと呟いていた事もありました。

近所には両親を亡くした姪っ子が居り、何かと面倒を見て

くれていた様子でした。

その姪っ子に相続させたいと常々友人が話していた事。

結局遺産は遺言書も無かった為に息子さんに相続されました。

テルさん自身も相続の事で考えている事がありました。

そこで、遺言書の作成をしようと思った様です。

でも、遺言書ってどうやって作るのでしょう?

②につづく。

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