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秋田市に独居で生活している兄を思ってのご相談でした

契約時は

『彼は昔から好き放題やってきた人、これ以上周りにご迷惑にならないようにと思って契約するんです』と妹さんは話しておりました

契約が決まってからは時々訪問時の様子をお電話にてお伝えしていました

『あんなに身勝手にしてた人が今ケアマネさんや身元保証の人や施設の方に良くしてもらえるなんてね』

『一人寂しく亡くなると思ってたのに』

そんな妹さんの言葉に変化があったのはその方が救急対応となり、お看取りが近くなった頃です

『いろいろ申しておりましたが、やはり血の繋がった兄なんだ、高齢となって兄妹で自分と兄しかいないと思ったら何かしてあげたいと思うんです』

そう言われて施設へご自身の描いた絵を送ったそうです

受け取った施設では目の前に早速飾ってくれていました

一番長く関わっているケアマネさんも細かく情報を共有してくれてみんなで見守っています

『兄の周りにいる秋田の方達のおかげで

私の気持ちにも変化が起こりました ありがとう』

お兄さんはと言うと 忘れっぽくなっていても

妹さんの話をお伝えすると

『あいつもいい年だろうに、元気でやっているのか』と思いやる

言葉があふれます。

高齢となって、生活の場所も違い、自身の身体にも不安ある中

周りでサポートする人たちがいれば

なにかやさしい風がふく

みんなが最善を考えて動き出す

このお仕事で学んでいます