私達、高齢者支援センターに身元保証をご依頼される方達は
ご自身で不安を感じて契約を結ばれる方。
地域の包括支援センターさんからの提案やご紹介。
病院や施設からのケアマネージャーさんからのサポート等。
契約に至るまでには、様々な手続きがありますが、一番大切なことはお互いをよく知ることからです。
契約したから終わりではなく、始まりなのです。
ある契約者さんのお話。
施設に入居が決まり自宅から衣類を持って来てほしいと連絡が入りました。
頼まれた洋服は思い出の品の様でした。
お渡しに行くと『これよ、これ』と嬉しそうでした。
後日また、その方からのご連絡。
『服の穴のあいたところにアップリケをしたいの』
手芸店に行き頼まれた生地を購入、お渡しすると
『これだとうまく隠せるわ、ありがとう』
こんなやり取りの中でまた少し契約者さんと近くなっていきます。
身元保証支援は施設に入所や病院からの相談の受付窓口の様なことばかりではありません。
契約された方と家族の様な関係性を持ち
安心して過ごしてもらいたいと日々感じています。