高齢者支援のお仕事をするにあたって最初の疑問。
そもそも高齢者ってどこから高齢者なんでしょう。
2017年に日本老年学会と日本老年医学会で定義の見直しをされて
以前までは65歳以上を高齢者とうたっていた様ですが、今現在は65歳から74歳までを准高齢者75歳から89歳を高齢者,90歳からは超高齢者と定義されている様です。
一昔前よりみんな若々しく元気な方が多いと言う事か!
と単純に嬉しく思いました。
が、実際はそう単純な話ではありません。
バリバリと20代の様に働けるわけではないですよね。
ある程度の周りのサポートがあってこそ高齢の時代を生きる事となります。
一昔前では二世帯、三世帯家族としての生活が営まれていました。
その中で子が親をサポートするのは必然だった様に思います。
現代社会では、核家族化し、親が子に面倒をかけたくない、子は夫婦共働きが主流となり、仕事と子育てに追われ介護に手が回らない,などから福祉のサポートや介護施設の利用が増えてきているのが現状です。
ですが、
国や、民間の支援を受ける為には受ける本人が身元を、身内又は家族に保証してもらわなければならないのです。
高齢者となった自分を誰かに託す事、保証してもらわないとならないのです。
その時、
サポートしてくれる、家族はいますか?
身元保証、身元引受をしてくれる方はいますか?
そんな不安を感じた時に、私たち秋田高齢者支援センターがお役にたてるのではないかと思います。