言葉の通り、その家で人生を終える場所です。
あなたにとってその場所はどこになると思いますか?
関わりのある高齢者さんたちは口をそろえておっしゃいます。
「出来る事なら、このままこの場所で」
ひと昔前までは何世代も一緒に生活し、自宅でバトンを渡す様に託し、託され看取られて送られてきました。
今は核家族世帯が増え、独身の方も増え、高齢でお一人様が増えています。自宅で看取られるという事も少なくなりました。
高齢となり、体も不自由になり1人では生きていくのに難しくなった時、誰かの支えが必要となります。
終の棲家としたくても仕方なく離れなければならなくなります。
終の棲家となる場所がどこであっても最後の時、
手を取られ、声をかけられて送られていく。
誰も独りぼっちでこの世界から旅立つことがないようにと
このお仕事をさせてもらって感じている事です。